2015年4月28日火曜日

入居率より稼働率を意識しろ!

入居率と稼働率の違いを理解していますか?


不動産屋さんでもよくわかっていないことが多いですね。


でも、この違いがわかっていないと賃貸経営で利益を上げることはできません。




●入居率と稼働率


・入居率 ・・・ ある時点での入居している率 


  
  入居している戸数 ÷ 総戸数 = 入居率



  例: 1棟 8戸のアパートで、現在2戸空室の場合


  6戸 ÷ 8戸 = 75% 入居率は75%です!


   


・稼働率・・・一定期間の間で稼働していた率 



  ※稼働とは、家賃収入がある状態のことです。


  ( 総稼働数   - 未稼働数 ) - 総稼働数 = 稼働率


  例: 1棟 8戸のアパートで、2部屋が入居者の入れ替えがあり、家賃収入の入らなかった
 
      月が2部屋合わせて、6か月あった場合

           総稼働数・・・ 8戸 × 12か月 = 96稼働


           96稼働 - 6未稼働 ÷ 96稼働 = 稼働率は93%です!






入居率は明日、満室になれば100%です。しかし、空室で家賃収入がなかった期間がどれくらい

あったのかを把握しておかないと適正な賃料を決めたり、収益向上の対策をすることができませ

ん。


家賃を高く設定して、その結果、空室期間が長くなると全体的な収益は減ってしまいます。

逆に、家賃を安くし過ぎて、空室期間が短くても目標とする収益に届かなかったりします。


適正な家賃設定と空室期間のバランスをしっかりとって賃貸経営をしていきましょう!





       

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